
2015年04月16日
草木染、体験してきました。
「やってみたいな~」と思っても
ハードルの高かった、「草木染め」
お友達が教室に誘ってくれたので、
行って来ました。
先生は、芸大で染色を学んだ本格派ですが、
とても丁寧にやさしく教えてくれました。
染める材料も、前回は「たまねぎのかわ」で
みんなで用意したそうですが、
今回は「茜」なので、先生が持ってきてくれました。
余談ですが、「茜」といえば万葉集の
茜さす紫野行きしめ野行き野守は見ずや君が袖振る 額田女王
紫草のにおへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに吾恋ひめやも 天武天皇
が有名ですよね。井上ひさしさんの『額田女王』が大好きで、
この歌が詳しく語られているので、
コレが茜か~と嬉しかったです。
この無地のストールを染めます。
今は日本茜は貴重で高価なので、西洋茜が主流だそうです。
煮出すとこんなに赤くなります。
布を入れた状態が、一番上の写真です。
今日一日置いて、明日水洗いして干します。
媒染(染料を生地に定着させます)の方法や工程は
簡単にしてくれているようですが、
3種類使って、色を変えたり
染まっていく過程がとても楽しかったですよ。
明日の完成が待ち遠しいでです。